免震スタックベローズー Seismic Joint ー

振動試験

動的試験では大型加振設備により地震動を模擬し、静的試験では、変位600mmのゆっくりとした横揺れを弊社工場の作動試験機により行うことで、異なる2種類の揺れに対する耐久性・安全性を確認しました。

動的試験

1試験方法

試験体の設置状況を下図に示す。
試験体は三次元振動台上に設置し振動台に緊結する。
上部を鉄骨から支持を取り、フランジボルト接続にて固定する。
振動台外部床面と緊結した鉄骨架台からはねだした鉄骨梁と接続し、試験体に強制変形を与える。

2加振条件

加振条件は下記の3種類を試験する。

免震継手の動的試験動画

金属ベローズ式煙突用免震継手稼働性能検証試験を動画で紹介します。

静的試験

1試験方法

下図のような架台を設置し、天側を固定し地側を作動する。
軸直角変位は試験体の左右遠方に滑車を設置しワイヤーでスライドベースと固定する。
天井クレーンを巻き上げにて左右に作動する。

2試験条件
振幅 ±600mm
速度 133cm/s
回数 50回
金属ベローズの変位量と反力の関係